[詩] 検屍官
不意に一瞬間にまったく同じ一刹那にその鳥の群れがいっぱいに止まっているのを見せるとしても
なんの物音もきこえないにもかかわらず
われわれにそれを区別することが出来るのだろうか
検屍官は部屋の隅へ行き
そうして、 わたくしの考えるところでは
人間の眼は耳とおなじように不完全な機械で
しかしなんにも言い分け難き不思議のありさまにて狂い騒ぐを見せることは、 わが席を離れず、 音響とおなじ
しかもわが走り着くを見ていると、 一本の木ではないのであって
何物にや検屍官は重おもしく
踏み荒らされたる現場より森のはずれへ
やがてその弾来ぬと云う
これにあるこの記事は、 みんな本人の死ぬ前に書いたものです
あなたのではありません
