[芸能] 狂気のあり方
前項の続き。その宮藤官九郎にしても、
中一で初めて、 「スターリン」 のレコードを聞いた時、 オレ、 なんだろう、 ボッキした。 (…) 初めて動くミチロウを観たのは多分、 映画 「爆裂都市」 の 「臓物食らえー!」 だと思う。 あ~思い出した、 ラスト近くで感電してましたよねえ。 笑ったなあ。 すでにそのころはミチロウ=犯罪者である。 それも川俣軍司系の。 これだったらヤクザの方がまだマシだ。 そう思いながら、 やはりボッキした。 ── 『遠藤ミチロウ全歌詞集』 解説
というようなことを書く危ない人物なのだが、 クドカンのふんわりした外観や礼儀正しさ、 腰の低さからは、 そんな気配はうかがえない。 世故にたけた商人がうわべを取り繕っているというのではない。 宮藤官九郎にその種のいかがわしさはない。 どう見たって、 外見からするクドカンは危険人物ではない。
もしかすると、 今は、 自分が少しおかしいことを誰もが自覚している時代か。 だったら、 ボクって少し変でしょ、 こわいでしょ、 すごいでしょ、 というような演技やカミングアウトは、 ベタすぎて、 特別な才能の証明にはならないだろう。
そして30歳になり、 住民票も東京に移し、 国民保険に加入した今でも、 ミチロウと聞くと何故かボッキする。 下半身が充血する。 そういえば自分たちのライブでミチロウのコントをやった事があったな。 「似てね~」 という苦笑を狙ったつもりが、 目に隈取りを施してベレー帽を被り半裸になって拡声器を持って共産党宣言を叫ぶと、 あれ? もしかしてソックリじゃん! もちろんオレのコックはギンギンだった。 ── 同前
国保に入って、 国民年金も払っている (かどうか知らないが) 狂気。
