2005-07-01
[文学]  文学がいやだ。 自分でもときどきやってし…
文学がいやだ。 自分でもときどきやってしまうから、 吐き気がするほどいやだなどとは言えないが、 笑ってしまうほどにはいやだ。 文学でないものとは、 たとえばトリスタン・ツァラの一部の詩。

エレベーターは一人の王をのせていた
重たく こわれやすく 自立した王を
王は自分の大きな右腕を切り取って
それをローマの法王に送った
   ── 「シャンソン・ダダ」 (窪田般彌訳)

もうひとつ、 やはりツァラの 「自転車乗りの歌」、 同じく窪田般彌訳、 今度は全文。

一匹の蛇は手袋をはめていた
彼はすぐにバルブを閉めて
蛇の皮の手袋をつけた
そして法王を抱擁しにいった

それはほろりとさせること
花の咲いている下腹は
もはや心にダダを抱かなかった

鳥どもの乳を飲むがいい
きみのチョコレートを洗うがいい
ダダ
ダダ
仔牛を食え

うーん、 引用はしてみたが、 おれは何を言いたかったのか。 文学と文学でないものの境はそう簡単には決められない。 歴史的ファクターもあれば、 フィールドもあれば、 体調なんていうのもある。
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