2005-07-02
[文学]  詩なんて簡単
詩なんて書くのは
とても簡単なことで
何でもいいから手近の本を
パラパラめくって
使えそうな単語やフレーズをみつけたら
そいつを頭の中で
ニ、 三回転がしてみる
すると、 ほら
詩がひとりでに出てくるのさ
というほど簡単でないのは
おれもわかってるけど
簡単なものだと
思いたいんだよね

詩なんて書くのは
とても簡単なことで
ほら、 きのうのツァラの詩は
見てくれたかい
「エレベーターは一人の王をのせていた
 重たく こわれやすく 自立した王を
 王は自分の大きな右腕を切り取って
 それをローマの法王に送った」
というやつ
ね、 とても簡単だろ
こんな簡単なやつでいいのさ
なんてことは
もちろん言えないんだが
簡単に書けそうな詩は
読んでて気持ちのいいものです

詩なんて書くのは
とても簡単なことで
それはこの詩が
現にいま書いてるこのこれが
詩だとしての話だが
もう三十行は越えていて
詩なんか書くのは
とても簡単だということの
何よりの証拠
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おれジャック、 改名して今は浦島。


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