[文学] 赤い雀
セリーヌは読んだかね ―― とチャールズがいう。いや、 まだなんだ ―― とわたし。
愚図なやつだな。
そういうけどね、 あんたはどうして、
セリーヌを殺したんだい。
知ってるだろう、
一時間六ドル、
おれはロスいちばんの探偵さ。
それがどうしたんだよ、
セリーヌを殺したろ。
調べただけだよ。
でも殺したろ。
結果だよ。
たしかに、 探偵としてのあんたにとっては、
結果かもしれないが、
作者としてのあんたは殺した。
そりゃ、 まあ、 そうだが。
どんなわけがあったんだい。
わけなんかあるものか。
でも、 あるだろ。
赤い雀さ、 わけというなら、
そいつがわけさ。
ここまで書いて、 というか、 ここで行き詰まって、 『パルプ』 をめくってたら、 ふた月ほど前に書いた記事の勘違いに気付く。 じゃあ直しておこうと見に行ったら、 よりによって間違い記事にトラックバックが付いていて、 しかもおまけに、 トラックバックなんか2カ月に1本ペースのサイトだというのに、 よりによって今日。 パンクなトラックバックだなあ。 もちろん、 この場合のパンクは、 本来の自転車のパンクの意。
で、 行き詰まった赤い雀が
どこへ行ったかというと
間にあうだろうか
赤い雀に喰われる前に
なんて、 いつだったか
どこかに書いたのだが
それからまた
時間が流れてしまったよ
