[詩] 新宝島 ver 0.9
できるもんならやってみろできるもんならやってみろ
毎日ひでえことは言ったが
飲めや
そちらにつかつか歩みよって
そうだろう、 先生は叫んだってよ
宝さがしに行かなきゃならねえ
そのうえ、 おまけに
臨終の間際のそれだった
だれも見張りはしちゃいなかった
とてもパイプを口にしたことも
ラムを一杯やらなかったら
首吊りから救ってくれると
そして、 やつらをもう一回
ひっかけてやる
骨が珊瑚になるくらい
できるもんならやってみろ
できるもんならやってみろ
少しも動かず草地の上に腰をおろし
それでもやつらは裸一貫
北の入り江まで漕いで行ったが
だから、 憶えておけ
一発の銃声があがり
昔からの船乗りを見たやつはいねえぞ
その宝島からすぐ押し入って
波が白くあわ立っているのを
晴天も悪天候もあったが
働いてくれたんだ
そしてやつらを
本国につれてかえって
絞首刑にするのも
死んだやつらの衣装箱から
人から人になるわけだから
ぼくの指は二本なくなってた
ぼくの指は二本なくなってた
それが冒険
