2006-02-06
[詩論]  形式から詩を作る
でたらめのつもりで作った詩が、 分析してみたら古典的ともいえる形式を備えていたというのが、 前項および前々項での発見。

せっかくの発見だから、 今度は形式から詩を作る実験をしてみる。
手軽にやりたいので、 4行だけの詩を作ることにする。 形式は 形式、 および とする。 で、 形式が決まっただけでは詩はできない。 言葉が必要である。 言葉が自然に出てくれば、 4行しかないのだから、 そんなに苦労しなくてもよさそう ―― とは言っても、 自然に言葉が出てこないから苦労してるのであって、 俳句や短歌も形式の決まった超短詩型だが、 誰でも即座にできるというものではないだろう。

行きがかりだから、 「二百十日」 (拙作ではなく、 漱石のほう) の書き出しのフレーズと終わりのフレーズをもらうことにする。 これらを実験詩の1行目と4行目に置くと、 次のようになる。

(1行目) ぶらりと両手を垂 (さ) げたまま
(2行目) ……
(3行目) ……
(4行目) 碧空 (へきくう) に吐き出している

この2行目、 3行目を埋めればいい。 無から始めるより、 やさしいだろう。

直感的には、 4行目をどう機能させるかで苦労しそう。 この4行目は独立した意味をなしていないので、 3行目と強い論理的なつながりができてしまうのではないか。 そうなると、 3行目でいったん意味を区切らなければならない 形式で仕上げるのは、 かなり難しい。 のほうがやさしいと思ったが、 これに関しては のほうがやりやすいか。
この記事のトラックバックURL:
http://www.uraxima.com/notes/20060206.tb
おれジャック、 改名して今は浦島。


[浦島雑誌について]
- ブログ評論
- 管理室

[Twitter]


[タネ]
- 音素材
- 文豪ミキサー
- はてなハイク
- 無脳詩人

[ショートカット]
- Audacity
- KRISTAL Audio Engine
- Firefox
- Windows