[詩論] 自註
前々項の 「ハローウィンの夜」、 終わりから2行目は、 はじめ、どこまでも続く
だった。 これだと、 広く深くどこまでも続く夜というイメージになるが、 お手軽な文学っぽさが気に入らない。 そこで、
どこまで続く
としたら、 少しましになった。 今度は疑問形である。 広がりの大きさは読者にまかされるが、 あいかわらず広くて深い闇という感じは残って、 不満。 最後に思いついたのが、
どこまでか続く
これで一気に空間が狭まり、 チャチなものになった。 せいぜいご町内か、 駅の構内か、 テレビスタジオぐらいの広さ。 この詩の場合はこれでいいと思う。
この技法にも名前を付けたいが、 いま適当なものが浮かばない。
