[日記] 五五調は難しい
きのうの日記の続き。五五調というのはあるか。 調べたら、 あった。 代表的なものに、 上田敏訳の 「落葉」。
秋の日の
ヴィオロンの
ためいきの
身にしみて
ひたぶるに
うら悲し。
…
ヴィオロンの
ためいきの
身にしみて
ひたぶるに
うら悲し。
…
「ヴィ」 は 「ヰ」 に濁点。
フランス語や英語の1シラブルは、 日本語のカナ1文字より情報量が多いだろう。 8シラブルの情報量は、 五五調 (=10音) 程度に相当するのではないか。 ボードレールの 「梟」 は、 五五調ぐらいで訳すとちょうどよさそう、 と思ったのだが、 やってみると難しい。 経験のないのが一因だが、 それ以前に、 使いにくいから使われない、 だから使い慣れていない、 ということがある。 七五調よりたくさんの語彙と優れた言語センスを必要とする形式か。
午後鳥。 午後だけの鳥。 詩に使えそう。
その気になっても
できることとできないことがある
その気になれば詩は書ける
だったらお前はそれを書け
