昨日、 古本屋で門馬直美著 『音楽の理論』 というのを買う。
- 古い。 初版が1955年。
- ただでさえ音楽のことがわからないのに、 用語がまた古くてさらに難解 ―― と見えて、 腑に落ちるところもありそうに思う。
- 「これを読めば、 簡単な作曲ぐらいはできるに相違ない」 と前書きに書いてある。
- 本文300ページ。 読み通す気はないので、 わかりそうなところだけ拾い読み。
- 音楽の曲は、 8小節、 16小節といった単位でできているのだという。 ルールでかんじがらめ。 こんなにたくさんルールをおぼえないと、 作曲はできないのか。
- と、 しらけかけたら、 例外もあるといって、 途中の小節を抜いた例とか、 9小節の曲とかがあげられている。
- つまり何をやってもいい。
- つまり、 こうだ。 ルールが先にあるのではなく、 経験があってルールがある。 音楽家たちが経験から抽出したものがルール。
- とすれば、 例外があるのもわかる。 経験則に従ってやってみたら、 どうもうまくいかない。 そこで、 新しいルールを追加 (1小節増やしちゃえ!!) したら、 曲らしいものになった。
- 自分の場合、 音楽をちゃんと勉強する気はないのだから、 もっと自分と対話すること。 自分が考えていることをよーく聞き出して譜面を作ること。 そうすれば、 そんなに音楽の常道から遠いものにはならない。
- というわけで、 曲の構造、 じっさいにはそのごく一部の小節の割り方といったものなのだろうが、 わかった気がする。
- 小学校、 中学校で習った程度の楽典もおぼえてないのだから、 無いにひとしい知識に合わせてはいけない。 知識ではなく、 生理にあわせること。
- 自分にあわせること。 忘れるな。
「一般音楽愛好者の教養に役立てようとした」 (前書き) とはいうものの、 かなりクラシックを聞き込んで、 それも楽譜を片手に聞いてきたような人でないと無理な本だが、 自分には役立ったと思う。 1時間で読み捨ては惜しいので、 お守りがわりに手元に置いておこうか。