[詩] 七五調体質
このごろまた猿も小蓑をほしげなり
とか
岡に登れば花いばら
とか
知ってるはずの句の上の句が
出てこないことがあって
調べればわかることだから
困りはしないのだが
思うに、 脳のメモリーが
七五構造になってるせいで
はじめの五音を
セーブしそこなうのではないか
自分は短歌が作れないのだが
作ろうとして
失敗するパターンの一つに
お、 できたと思って読み返したら
七七でなければならない下の句が
七五で終わってた
というのがよくあって
これも七五調体質の
しからしむところか
どうせおれは
論理的な文は書けない
これからおれが書くものは
ぜんぶ詩ということにするからね
と決めて、 以上の文を
書いたところだが
句読点を付けて
パラグラフにまとめてしまえば
ちゃんと筋のとおった
論述文ではないか
論理的にやろうとすると
かならず失敗して
どうせバカだもんね
論理なんか
どうでもいいもんね
と、 だだこねて
乱暴に書いたつもりが論理的
どういうことだ
