2006-06-27
[文学歴史]  連歌の基本
こんばんわ、 きなこです。 連歌ってどういうふうにできてるのか、 前から気になってたのですが、 少しだけわかってきました。
連歌は五・七・五の句と七・七の句を交互にならべていって、 一定数 (基本は100句) に達したところで終わりにする文学形式です。 句の付け方がわからなかったのですが、 原則は、
  • 直前の句 (前句と言う) と一体となって、 一つの光景、 感情、 出来事などを表現する。
  • ただし、 前の前の句 (打越と言う) とは趣が離れていなければならない。
だそうです。 たとえば、 A、 B、 C の順で句が付いたとき、 「A+B」 で描き出された世界が、 「B+C」 で別の世界に作り変えられ、 これを繰り返して百句。 耳打ちゲームのように、 最初の情報がとんでもなく変形されてしまうことを楽しむのではなく、 そのときどきの意外性を喜びながらも、 全体としては一まとまりのものを目指す点が、 とても日本です。

ところで、 びっくりなことが一つ。

   ときは今天 (あま) が下しる五月哉 (さつきかな)

明智光秀が織田信長を討つ前に、 連歌の席でよんだという句です。 はじめの一句か二句が史書にでも記されているのかと思っていたら (というか、 何も思ってなかった)、 「天正十年愛宕百韻」 と題してそっくり残っているのですね。 今夜はこれを読みながら寝ようと思います。 おやすみなさい。

- posted by きなこ
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