[文学] 高橋源一郎 『ゴヂラ』 はブコウスキーのパクリであること
高橋源一郎の 『ゴヂラ』 を図書館で借りて読む。結構から細部まで、 ブコウスキー 『パルプ』 のパクリだろう、 これ。
柴田元幸の訳で 『パルプ』 が出たのが95年12月、
『ゴヂラ』 の連載が始まったのが 『波』 の96年1月号だから、
『ゴヂラ』 を 『パルプ』 のパクリとする仮説が
成り立つ時間的余地は狭いが、
文体に柴田訳の影。 高橋がオリジナルを読んでいたとするより、
邦訳版を下敷きにしたと見るほうが当たってるだろう。
第一章 「お掃除する人」 が鮮やか。
伏線の張り方がいい。
いや、 伏線というようなものではないな。
いや、 伏線と言ってよければ、
自分が今までに読んだ伏線の中でも、
もっとも鮮やかに決まった伏線ではないか。
妄想が現実へと転倒する快感。
『ゴヂラ』 は版切れのようだが、 文庫化してもいいのでは、
高橋自身の解説を付けて。
『パルプ』 も品切れらしい。 ブコウスキーの
遺作にして最高傑作と言えるものなのだから、
版切れにはするな。 あれいいよ、 あんたも読みなよ
と人に勧めるとき、 版切れでは困る。
