2008-06-11
[芸能]  いとうせいこうを弁護する
なんかこのへんからたどって考えたことらしい。
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いとうせいこうって、 ふつうにつまんないんだよな。 本は読んだことがないし、 テレビでたまに見かけたくらいだが。

柄谷行人がいちばん売れてたころ
いとうせいこうの司会する番組だったかで
柄谷といとうのトークがあって
へーえ、 柄谷ってシャイなやつだなあ
と、 これは好感のうちだが
本題から外れるので置いといて
番組の終わり近くになって
いとうが剣道の構えをしてみせて
あれァ真剣といういうより竹刀だったよな
で、 正眼の構えをして
いとうが言うには
「柄谷さんて
 こんなふうに
 剣豪みたいにじっと構えて」
とか何とか、 柄谷の凄み
みたいなことを
言いたかったんだと思うが
おいおい、 その後の柄谷のことは知らないが
当時の柄谷は
そういうお話=物語を
否定するスタンスで論を張ってたんじゃなかったのか
しょうがねえなあ、 いとう
とわたしは思いましたです。

あ、 もう一つ思い出した
国立劇場で文楽の公演があって
おれは後ろのほうの席で見てたんだが
もう一つ盛り上がらなくて
というのも無理はない
ほとんどの客は文楽だの義太夫だのが
わかって聴いてるわけじゃない
おれも同じ
いつ拍手したらいいかなんて
通でなければ呼吸はつかめない
で、 なんとなく反応が悪いまま
舞台が流れてたんだが
そのうち、 最前列の真ん中あたりにいた客が
見どころ (とそいつが判断したあたり) に差し掛かると
中腰に立ち上がって
後ろを振り向く感じに身をよじって
拍手するんだよね
つまり、 みなさ~ん、 ここんとこ拍手のしどころですよ
と教えてくれるわけ
おれの席からはだいぶ離れてたが
あのおせっかいさんは
いとうせいこうだったと思う
いとうって、 たぶんいいやつなんだよな
ふつうにつまんないけど
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