2008-06-27
[自然文学]  これは実話である
コピペ新聞から。

群からはぐれた若い (亜成獣) 雄ライオンが腐肉の匂いを辿った先にはシマウマの死骸があった。 側には同じく群からはぐれたハイエナが一頭。
最初は互いに威嚇しあっていたがやがて二頭並んでシマウマの死骸をむさぼった。
それから種の違う二頭の肉食獣は行動を共にした。 兄弟にするような毛繕いをお互いに繰り返した。
餌の確保はしばらく上手くいった。 ハイエナの嗅覚にライオンの圧力で、 他の (ライオン以外の) 肉食獣は道を開けた。
ある日、 バッファローを襲った際にライオンは歩けなくなるほどの怪我を負った。 サバンナでは怪我は死を意味する。
動けないライオンなど他の肉食獣にとっては脅威ではない。 たちまち、 あるハイエナの群に取り囲まれた。
相棒のハイエナは同種相手に、 天敵のライオンを守る為に命を賭して戦って死んだ。
雄ライオンは死んだハイエナを庇うように死んだ。

これは実話である。

- ライオンとハイエナ コピペ新聞

『ベルカ、 吠えないのか?』 を思わせる。
「これは実話である」 というのが切ないが、 これがないと話の重みが変わっちゃうしなあ。

『ベルカ、 吠えないのか?』
古川日出男
文藝春秋(2008-05-09)

"ボリス・エリツィンに捧げる。
おれはあんたの秘密を知っている。" ―― 古川

おまけ。

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