[芸能] タトゥーの「M ステ」ドタキャン事件とか
昨夜、なんとなくテレビを立ち見してたら、クハラカズユキのモヒカン頭が映ってて、タモリの司会するミュージックステーションらしいんだが、え、なんで今ごろ? と思ったら、ロシアの美少女デュオ t.A.T.u. がすっぽかした時間をミッシェル・ガン・エレファント(TMGE)が埋めてる場面の再放送だった。そのころわたしはミュージックステーションをわりに見てたんだが、その回はタトゥーが出ると知りながら見逃して、TMGE が2曲やったというのも翌日の新聞で知った。残念と思ってたから、ちょっと得した気分。TMGE とか東京スカパラって、おれとは正反対の男っぽさで、針の先くらいの接点もないくらいだが、ああいう男っぽいバンドを見ると、いいやつらなんだろうなあと思う。思い出したんで、出版物の運命という話。
小野登志郎『t.A.T.u. の意味 ―― オール・ザ・シングス・シー・セット』という本があって、まだタトゥーに関する日本語の情報が少ない中、彼女らの履歴からファン層の動きまで広くカバーした好著。M ステドタキャン事件にも触れていて、
タトゥー見たさに『ミュージックステーション』を見ていたら、ミッシェルが歌うことになって、初めてその歌を聴いてファンになったという声もあった。(…)考えてみれば、急遽「もう一曲お願いできないでしょうか」と言われて、「イヤだ。タトゥーの代役なんてご免だ」という方が、よっぽどカッコ悪い。「オオ、いいよ。何曲でも歌ってやるよ」とミッシェルは言って、ガツーンとかましたのだ。事実、多くの人が認めているように、ミッシェルはとってもカッコ良かったと僕も思う。
再放送でちょっと見ただけ、というか目に入った程度だが、生番組の緊急事態を汗と肉体でリカバーして、男気の伝わってくる場面だった。
で、この本なんですが、B6 判160ページのソフトカバーという小冊ながら、熱気とか心意気とかあふれてて、タトゥーが引き続き売れてれば、この本ももっと売れたんじゃないかと思うが、たぶんあまり売れてないだろう。ドタキャン事件は、タトゥーが仕掛けたプロモーションという説もあったが(たぶん違う)、事件を機に日本におけるタトゥーへの関心は一気にしぼんで、この本にとっても残念な流れになった。今ちょっと読み返してみたが、やはり好感の持てる本です。
