[詩] 哲学うさぎ
なんとおっしゃるうさぎさん
じぶんより頭の悪いやつと付き合ってはいけないと
むこうの山のふもとまで
かけくらべはあとでやるとして
自分より頭の悪いやつと良いやつを
どうやって見分けるのですか
それは簡単
お前の言うことを理解するやつが頭の良いやつで
理解できないやつは頭が悪い
なるほどなるほど
そのときわたしの頭に浮かんだのは
うさぎ汁がふつふつと
いろりで湯気をあげいる光景で
かちかち山のたぬき汁も浮かびましたが
それはおいて
「するとその関係は必ずしも階層を構成しない」
「よろしい、どうやら君はわたしを理解したようだ」
「ということは」
「君はわたしより頭が良い・・・」
ということになって
考え込んでいるらしいうさぎの頭を
隠し持った棍棒で一撃して
うさぎ汁にしてしまうのも選択だが
こいつももしかすると
わたしより頭の良いやつだろうから
汁にしてしまうのは惜しい
そういうわけで、おれも困って
予定どおりむこうの山のふもとまで
かけくらべでもするか
じぶんより頭の悪いやつと付き合ってはいけないと
むこうの山のふもとまで
かけくらべはあとでやるとして
自分より頭の悪いやつと良いやつを
どうやって見分けるのですか
それは簡単
お前の言うことを理解するやつが頭の良いやつで
理解できないやつは頭が悪い
なるほどなるほど
そのときわたしの頭に浮かんだのは
うさぎ汁がふつふつと
いろりで湯気をあげいる光景で
かちかち山のたぬき汁も浮かびましたが
それはおいて
「するとその関係は必ずしも階層を構成しない」
「よろしい、どうやら君はわたしを理解したようだ」
「ということは」
「君はわたしより頭が良い・・・」
ということになって
考え込んでいるらしいうさぎの頭を
隠し持った棍棒で一撃して
うさぎ汁にしてしまうのも選択だが
こいつももしかすると
わたしより頭の良いやつだろうから
汁にしてしまうのは惜しい
そういうわけで、おれも困って
予定どおりむこうの山のふもとまで
かけくらべでもするか
書き直した。
- 改訂版・哲学うさぎ - 浦島雑誌